不動産市場を把握する②
カテゴリ: Q&A
不動産市場を把握する①では、地価についてご紹介させて頂きました。
今回は、賃貸オフィスビル市場についてお話をさせて頂ければと思っております。
オフィスビル業界では、専門のテナント仲介会社が存在し、ビルオーナーやビルへの入居希望者と常時接触して、生の市場情報を収集しています。
入居希望者がどこにどれくらいの広さのオフィススペースを必要としているのか、そのために予算はどれくらいか、いつからそのビルへ移転したいのか、といった諸々の情報が、テナント仲介専門会社に入るわけです。
したがって、これら仲介会社が公表しているオフィス賃料。空室率などのデータは、市場動向を知るための貴重な情報源となります。
仲介会社が定期的に発行している各種のオフィスマーケット・レポートには、地域別やビルの規模別に分類して、ビルの賃料、空室率などの平均値が掲載されています。
これを読むことによって、オフィス市場の生の動きをつかむことができます。
ビルの市況をみるには、まず空室率と賃料の2つの指標の動きを把握することが重要となってきます。
オフィスビル市況は景気動向を色濃く反映すると言えます。
過去のトレンドを見ると、景気が悪化するときには、ビル市況も1年前後の後追いで悪化し、ビル市況の回復には数年かかる傾向があるようです。
最近では大阪エリアでオフィスビルの空室率46%という情報もあります。
よって不動産市場を把握するためには、必ずオフィスビルの情報は欠かせないということになります。
